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広い敷地に目に留まるのは白を基調とした外壁に大きなウッドデッキ。
玄関にはシューズクロークを完備し、広くゆとりのある動線を確保。
床板に淡い本物の桜材の床板を使用し、壁一面に杉板を使用。
玄関を広く取ることにより、壁の圧迫感を失くし、自然素材を楽しめる造りとしました。
リビングには2本の大きな丸太張り、壁も一面に杉材をふんだんに使用。
南壁面上部には採光窓を設け、一間窓の光だけではなく上下採光を得ることにより
、よりリビング全体が明るく快適な空間となりました。
リビング後ろに水廻り集めました。そうすることにより、全ての動線を繋げることができ、
詰りのない自由な動きを実現しました。
洗面室横の納戸は四方部屋に囲まれているため、屋根の勾配を変え、採光窓を設置。
東西に広がる平屋建て条件も重なり、採光窓は家の端々まで設けることが出来ました。
特に日照とクロスの絶妙なバランスにより、淡く柔らかい光を得ました。
自然の素材は自然と心に入り、自然と癒されるものです。
家を楽しむ、そしてこだわる。
それこそマイホーム造りに欠かせない物ですね。




                           有限社 建設
                            USHIO.ENSETU。
                                (著 なかひろ)

構造用合板


 構造用合板とは構造耐力上主要な部分に使われる材料で主に木造建築物の壁・床・屋根の下地材として用いられています。現代の木造住宅の多くが合板を使用しています。工務店やHMなどでは家全体にコンパネを張り巡らせた造りがほとんどでしょう。構造用合板に限らず、全合板類(フロアー材含)の弱点は湿気に弱いことです。強力な接着剤を使用しているとはいえ、日本は湿度が多く、家屋内外の温度差により結露が生じ、場所によっては剥離が起こりやすく、合板自体がはがれ、強度のない、ブヨブヨの状態になります。そうなれば、その上にある部材すら支える事すら出来なくなっています。特に屋根下地材は天然材を使用すれば、合板よりも寿命が長く、湿度に強い耐久性の高い下地となります。空気層を多く含む杉材は断熱効果も調湿効果も非常に高いので屋根下地材として最も相性の良い、材料でしょう。
しかし、床材に軟木の杉はお勧めできません。新築時の杉材は見た目良く見えますが、少しの衝撃ですぐに傷がつき、2,3年でボロボロになります。そうしたことから堅木の床材に張り替えるところが多いようです。逆に味が出て良いという方は良いのですが。
本物にこだわり使い分ける事が家を守ることに繋がります。


                        USHIO.KENSETU。
                             (著 なかひろ)