自然の光が差し込む家。
家族の共有スペースとプライベートスペースを明確に分け、
日中、人工照明は必要としないそんな明るい家造りを叶えました。
リビングの梁は登梁とし天井高く解放感のある空間とし続き間として
和室を隣接。各部屋収納完備に加え、納戸兼予備室も置き
収納の不安も解消。お子様の絵本がたくさんあるということで
寝室と子供部屋に繋がるローカには本棚を完備。
ローカの幅も本棚で圧迫感を感じないよう通常よりも広く取り
天井付近には灯窓を設置。
三人のお子様のため、全ての部屋は南面3部屋つづきとし
幼少期には続間使用とし成長に合わせ部屋を
分けれるようにしました。
ウッドテラスはリビングから子供部屋まで繋げ
洗濯物はもちろん家族全員の布団も干せる大きさとしました。
太陽と南面を活かした明るい家造りになりました。
有限会社 潮建設
USHIO.KENSETU。
(著 なかひろ)
光の入れ具合
光の取り入れ方は、悩む。天窓を設けたり、開口部を大きく設けたりするのが一般的だが、それでも悩む。光の取り入れ方一つで住人の生活に影響を与えるからだ。光とは不思議な物で、室内に朝方入ると気持ちよく、夕方入れば、朝ほど清々しさは感じない。人間の気持ちの持ちようと言ってしまえばそれまでなのではあるが、人間自然とそう感じている。なのでリビング側にテラスを設けたこの家は正解だと言える。朝食を食べる時に、テラスより光が入ってくるので、清々しい一日を始められると思う。
壁紙と腰壁
最近の家々は壁紙で室内を全て覆うことが多い。これは、その多くの理由が施工のしやすさに起因する。つまり施工しやすいと言うことは工賃が少なくなり、全体の金額を押し下げるになるからだ。また現在ではいろんな種類の壁紙が販売されている。子供が落書きをしてもすぐに消せるものや、臭いを消せるもの。その用途によって選べるのでおもしろい。しかし、昔の家々は壁紙だけでは無かった。漆喰塗りの壁や腰壁がある壁だ。漆喰塗りはその質感により、昔から日本人に好まれてきた。では腰壁がなんのためにあるのか知らない人は意外と多い。これは物を壁にぶつけたとしても、壁紙などだとすぐに傷が付く。しかし、腰壁があることによって傷は付かない。的確実な方法と言える。しかし現代では木質感を楽しむという考えが多い。板壁を使用すると
しないとでは、その部屋の雰囲気が多きく変わるだろう。